■WordPress vs Movable Type(MT)
国内のブログ市場、特に、無料ブログサービスを見てみると、圧倒的にブログソフトとして、Movable Type(MT)が利用されていますが、海外では、逆に、WordPressのシェアが優勢です。
理由はいくつかあると思いますが、WordPressの場合、
- GPLに準拠した完全なフリーソフトであり、商用利用も可。
一方のMovable Typeは、Six アパート社が権利を有しており、基本的に、個人が非商用で利用する場合のみ無料で、商用利用の場合はライセンス料を支払う必要がある。 - 全世界でWordPressのいろいろなデザイン(テーマ)が公開されており、かつ、その利用は無料。
テンプレートの豊富さは、日本国内の無料ブログサービスなど足元にも及びません。
「WoredPress テーマ」というキーワードで検索すると、ゾロゾロとリストが表示されます。 - WordPressにいろいろな機能を拡張するパーツ(プラグイン)も無料で利用することができ、その数も、4000以上あります。
例えば、私自身は動作は検証していませんが、ブログを携帯対応にするプラグインもありますし、実際、私が設置したのは、フォームメール用のプラグインなのですが、これをインストールすると、たった一行の記述で、フォームメールが、あっけないほど簡単に設置できてしまいます。
その昔、cgiで上手く動作するように格闘した努力は何だったのか?と、ある意味、悲しくなるほどお手軽でした。 - ブログというと、多くの場合は「日記」という概念が強いですが、WordPressの場合、上手に使いこなすと、ホームページの運営まで出来てしまいます。
更に言うと、難しい言葉になりますが、WordPressはコンテンツ・マネジメント・システム(CMS)として利用可能です。
これは、手前味噌で申し訳ありませんが、私のサイト
http://www.e-and-a.org/
は、一見、普通のホームページのように見えますが、全て、WordPressで再構築してあります。 - 当然のことですが、無料ブログサービスに必ずある、「あの」強制的に表示される無粋な広告等は一切ありません。
- たまたま、今日、その記事を見つけたのですが、難しい知識を必要とせず、WordPressのデザインを作成するサービスのあるようです。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060602_canvas_for_wordpress/
以上、Movable Type(MT)と比較して、WordPressの優れた点を挙げましたが、勿
論、MTの方が勝っている特長もありますが、今回は省略。。。
■Worpressを使用するにあたって
6年前から今までは、「自分のパソコンをサーバーにする」というコンセプトでメルマガを発行してきましたが、今回からは、実験ではなく、本チャンでWordPressを使用することを念頭にし、レンタルサーバーを利用することにします。
私の場合は、「Value Domain+Xrea」で開設していますが、初めての人は、サポートも充実している「ロリポップ」がいいんじゃないかと思います。
これは余談ですが、Wordpressの設置自体は非常に簡単で、10分もあれば完了してしまいます。
■事前に準備するソフト
・FTPソフト
(例)FFFTP http://www2.biglobe.ne.jp/~sota/ffftp.html
・UTF-8と呼ばれる文字コードが扱えるテキストエディタ
(Windowsに標準で搭載されているメモ帳は使ってはイケマセン)
(例:秀丸エディタ) http://hide.maruo.co.jp/software/hidemaru.html
※ このソフトはシェアウェアですが、WordPressの設定には、ほんの一瞬し
か使わないので、私の場合、「ダウンロード→試用期間」で使った後は、
アンインストールしました。
■WordPressの設置
ここでは、概要を記述しますが、ロリポップさんの説明の方が、よっぽどあかぬけていますので、そちらの方も参考にして下さい。
- データベースの設定
レンタルサーバーの管理画面にアクセスし、WordPress用のデータベースの設定をします。
設定自体は、非常に簡単ですので、ここで、
・データベース名
・データベースのユーザー名
・パスワード
を手元にある適当な紙にメモっておきます。

(これは、私が使用しているxreaの管理画面です)
- WordPressの入手
http://ja.wordpress.org/
にアクセスし、圧縮ファイル(zipファイル)をダウンロードします。
- 解凍
ダウンロードしたzipファイルを「右クリック→すべてて展開(A)」で解凍します。
- 設定ファイルの変更
解凍すると、「wordpress」というフォルダが見えますので、

このフォルダを開き、「wp-config-sample.php」というファイルを探し、上で入手した、テキストエディタで開きます。
開いたら、文章の最初方に、
define(’DB_NAME’, ‘putyourdbnamehere’);
define(’DB_USER’, ‘usernamehere’);
define(’DB_PASSWORD’, ‘yourpasswordhere’);
という部分がありますので、上のデータベースの設定時のメモを見て
putyourdbnamehere → データベース名
usernamehere → データベースのユーザー名
yourpasswordhere → パスワード
と書き換えます。

そして、最後に、「wp-config.php」というファイル名に変更して保存します。
ここで、絶対注意が必要なのは、文字コード(エンコード)の種類を「UTF-8」を指定してください。

- ファイルのアップロード
上で入手したFTPソフトを利用して、「wordpress」フォルダごと、サーバーにアップロードします。
以上で、まずは一段落です。
これからの作業は、ブラウザのみで行うので、今まで使っていたソフトは全部、終了させます。
- WordPressのインストール
先ずは、ブラウザを立ち上げて、
http://あなたのドメイン名/wordpress/wp-admin/install.php
とブラウザのアドレス欄に入力します。
そして、表示された画面に

必要事項を入力して、「WordPressをインストール」のボタンをクリックします。
なお、ここで、入力するメールアドレスは間違えないようにしてください。
インストール後、パスワードとなる、自動的に生成されたランダムな文字列が、このメールアドレス宛に送信されてきます。
で、ボタンをクリックした後、「たったの1~2秒」で、インストール終了の画面に切り替わります。

- ダッシュボードへのアクセス
上記の画面で、「ログイン」のボタンをクリックすると、WordPress全体をコントロールする中心となる「ダッシュボード」の画面となります。
初めて、ダッシュボードにアクセスした時には、画面上部に、ログイン時のパスワードを変更するかどうかの確認のメッセージが表示されるので、必要なら変更することが可能です。
以上で、WordPressのインストールは完了です。
WordPressのダッシュボードは、いろいろな無料ブログサービスの管理画面と同じ要領なので、無料ブログサービスを使った経験があれば、その機能は、大体分かるんじゃないかと思います。
■プラグインのインストール■
本来であれば、ここから、WordPressのテーマを設定して、ブログを公開したいところですが、忘れないうちに、必須のプラグインをインストールしておきます。
そのプラグインは「brBrbr」
http://camcam.info/wordpress/101
通常のブログですと、投稿画面で文章を投稿するする際、改行か
タグで、一行空けることができるのですが、WordPressの場合、いくら改行しても、実際の表示画面では、一行空けることが出来ません。
このプラグインを有効化する前に、実際に確認してみて下さい。
その問題を解消するプラグインです。
プラグインのインストールの方法は、どんなプラグインでも、以下の流れで共通です。
必要なプラグインをダウンロード
↓
zip形式で圧縮されているので、ダウンロードしたファイルを「右クリック→
すべて展開(A)」で解凍する。
↓
解凍すると、プラグインのフォルダが見えるので、そのフォルダごと、FT
Pソフトを立ち上げて、WordPressを設置してあるサーバーにアクセスし、
「wp-content」→「plugins」の順にディレクトリをたどり、そこにアップロ
ードする。

↓
次にブラウザを立ち上げ、ダッシュボードにアクセスし、左側のメニューの
中にある、「プラグイン」→「インストール済み」の中に、「brBrbr」があ
る筈なので、「使用する」をクリックする。

これでプラグインの機能が有効になります。