昨年12月4日に、三井住友銀行グループのSMBCコンサルティングにより2006年のヒット商品番付を発表がされました。
東の横綱には「ニンテンドーDS Liteと対応ソフト」、西の大関にはソーシャルネットワーキングサービス(SNS)国内最大手の「mixi」が選ばれました。
mixiについては、ここではさておき、というか、チョット理由についてはよく調べていないので、何とも言えないのですが、「ニンテンドーDS Liteと対応ソフト」については、私個人としては、「さもありなん」というところが正直なところです。
昨日の記事にも書きましたが、現在、マーケッティングというものに興味がありイロイロと調べているのですが、Googleで調べて見ると、非常に興味を引く記事がヒットします。
それは、「ニンテンドーDSと「バイラルマーケティング(口コミ戦略)」の意外でステキな関係……上編・下編」です。
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2006/11/ds_9.html(上編)
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2006/11/ds_10.html(下編)
ここでは、上の記事に詳細が書かれているので、詳しい話は端折りますが、要は、「ニンテンドーDS」は、綿密な計画により、売れるべくして売れた商品である、ということです。
しかも、そのプロモーションには、今まで大企業ではあまり手を染めなかったと思われる「口コミ」という手法を巧みに利用したものである、という趣旨です。
ただ、私個人としては、勿論、そういった側面もあることは認めますが、その他にも、ニンテンドー自身が、いろいろな手口を用いて「DS Lite」のヒットにつなげたのではないかと思います。
それらを1つ2つ上げてみると、
- 「ニンテンドーDS Lite」の前機種として、「ニンテンドーDS」が発売されていますが、ニンテンドーは、この「ニンテンドーDS」はあまり売りたくない商品であり、本当は「Lite」を爆発的に売り上げるための、単なる繋ぎの機種であった、と邪推しています。その証拠の1つとして、私がブックマークしてなかったので、出所は不確かなのですが、インターネット上の記事で、「ニンテンドーDSが手に入らない」という記事を見た覚えがあります。
うがった見方をすれば、ニンテンドー自身が、わざと「ニンテンドーDS」の流通量を減らし、「ニンテンドーDSのゲームがやりたい」という消費者の、ある意味「飢餓感」を創出し、その結果、本命である「DS Lite」の発売により、その飢餓感を解消すべく、消費者の購買が一気に爆発したのではないかと考えています。
- もう1つは、通常従来大企業が行う、マス広告の結果が、「DS Lite」の売上増に繋がった、ということです。
これは、私個人の話になりますが、私の場合、TVも全くといっていいほど見ませんし、新聞も一誌もとっていません。いろいろな情報のソースはインターネットだけです。
それでも何故か、「ポケモン」「脳トレ」は知っています。
それはどうしてだろう?と考えたところ、私がインターネットのスタートページに設定してあるYahoo! Japanのトップページに時々、「ポケモン」や「脳トレ」の広告が出ていたのを思い出しました。
また、昨年の夏頃、故あって、警備のバイトをしていたのですが(笑)、夏休みの時期、JRで恒例の「ポケモンラリー」をやっていたのを、これまた思い出しました。
先程、書いたように、私はTVも新聞も見ていないいない人間ですので、きっとTVのCMや、新聞の広告にも、これらの宣伝が大々的に行われていたのでは、と類推します。
以上、書きましたように、今回の、「ニンテンドーDS Liteと対応ソフト」のヒットは単なる「口コミ」だけではなく、いろいろなマーケッティング戦略を総合的に駆使した、ニンテンドーの「勝つべくして勝った」というのが本当のところではないかと思います。
ただ、今まで、大企業が「マス・マーケッティング」にしか目にしなかった、というより、それに依存してきたマーケッティングに、ニンテンドーが、新たに「口コミ・マーケッティング」を取り入れてきた、というのは、ある意味、今後のあらゆる企業のマーケッティング戦略において、注目すべき点ではないかと思います。
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