これは、今から28年前の私の大学受験時の話ですが、御多分に漏れず、私も予備校に通いました。
予備校に申し込むと、自分の受けたい授業を申請(買う)訳ですが、このような時、どの授業を取るかは、担当する講師によりました。
当時、私の通ったのは代々木ゼミナールでしたが、そこには、いわゆる「名物講師」がウジャウジャして、特に人気のある講師の担当する授業は、アッという間に埋まってしまいます。
これら「名物講師」なのですが、やはり、「トークが上手い!!」ということで、授業中、眠くなることなんてありませんでした。
この「名物講師」、私たちが選択する時には、少なくとも、あくまでも授業の内容・進め方で講師を選ぶのが大前提で、講師のルックスなんていうものは選択の基準としては、まったくありませんでした。
でも、香港の現在の予備校事情は、チョット違うようです。
以下は、Livedoorニュースからの引用です。
「先生が教えてア・ゲ・ル」 香港受験業界のモノ凄い“露出合戦”
【ライブドア・ニュース 2007年01月22日】
AP通信によると、香港で、大学受験生を対象とする予備校の競争が激化し、ついには講師がアイドルやモデルのようにルックスを競い合うまでに至っている。イケメン講師やセクシー先生は、芸能人のように連日メディアに露出し、駅や新聞、テレビの広告で笑顔を振りまく。多くの生徒を抱えるスター講師になれば給料も破格だ。
最大手の一つ、現代教育の美人英語講師ステラ・チェンさんは、宣材写真の撮影にあたり、1週間かけてスタイリストやカメラマンと念入りに打ち合わせを重ね、本番ではミニスカートにハイヒールという艶姿で臨んだ。同社のケン・ン代表は、「彼女は受験業界きっての美脚ですよ。我々のセールスポイントの一つです」と胸を張る。ン氏によると、一部のトップ講師には専属のスタイリスト、ファッションデザイナー、カメラマンなどのチームまでつくという。各講師は個人のサイトを持っており、写真やブログ、授業風景の動画を見ることも可能だ。
このような講師の芸能人化の背景には、香港人の運命を左右すると言っても過言ではない受験戦争のためだ。学生は7 年間の中学校生活のうち2度の学力判定試験が課せられ、これに通らなければ大学入学資格は得られない。いきおい、予備校通いする学生は増える。2004年度の香港特別行政区政府統計所の統計によると、予備校に通う中学生の割合は全体の3分の1、親たちの支出額は全体で毎月1890万ドル(約23億円)に上る一大市場となっている。
これを追って、業界の競争も熱を帯びる。もちろん、各社は出題予想や優れた授業でしのぎを削るわけだが、競争の激化で、近年は人気講師の存在を看板代わりに前面に押し出すことが流行しているのだ。ン氏は、「出題予測が互角ならば、必要になってくるのは他社より優れた新しい要素――つまり講師のルックスです」と言い切る。またエレイン・チョウ広報担当役員は、講師にファッショナブルに服を着こなさせ、“化學科教父(化学のゴッドファーザー)”や“高材女名師(現役トップ女子大生講師)”、“クイーン・オブ・イングリッシュ”などのキャッチフレーズを与えて「スター化させることを意図的に行っている。また、予備校に行くことがおしゃれで流行りと思わせるような広告を打っている」と言い切る。
2003年に受験業界の実態を調査した香港中文大学のパーシー・クォック氏は、予備校が生徒獲得のために消費マインドを刺激していると分析、「そのうち講師の私生活まで見世物にするかもしれない」と懸念している。ただ、一方で本業の試験対策などもぬかりはないと評価、「大学入試の結果がその人の能力と将来収入を保証するような受験制度が続く限り、予備校もまたなくならないだろう」と語っている。 【了】
(引用終わり)
ちなみに、記事中に出てくる、ステラ・チェンさんのページは
http://www.modern.edu.hk/html/chi/teacher/content.php?id=71&select_subject=eng
です。(転送速度がものすごく遅いです)
ウ~ン。。。確かに美人。
そして、ホームページを良く見てみると、どうやら「星級名師」のようです。(意味はわかりませんが)
でも、講師のルックスと生徒の学力向上とは、明らかに関係ない、と思うのは私だけではないでしょう。
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